皆さんは、エゾ オオカミ 物語 をご存知ですか?


それは、たった100年ほどまえのこと・・・


絶滅してしまったエゾオオカミと人間の歴史を


シマフクロウがしずかに語ります。


との書き出しで始まる絵本で、


作者は 『あべ弘士』 北海道旭川市の 旭山動物園 

に勤務されている方です。


1月6日(木曜日)の地元紙・朝刊に


「輸入オオカミで駆除」有害獣対策、豊後大野市構想と書かれて

いました。

農作物に大きな被害を与えるイノシシやシカの有害獣対策として、

大分県豊後大野市が、

国内では絶滅したオオカミを輸入して駆除に利用する

ユニークな構想を検討している。


同市は

「有害獣に食い荒らされて荒廃した森林の生態系回復にもつなが

る」
と期待するが、自然界での管理の難しさから慎重意見も根強い。


橋本祐輔市長は昨年、


約100年前に絶滅したニホンオオカミと同じ種とされ、


中国北部などに生息する


「ハイイロオオカミ」を輸入して

有害獣駆除に活用する構想を打ち出した。



日本オオカミ協会の朝倉裕理事は


「食物連鎖の頂点に立つオオカミが復活すれば、


有害獣が減って植生や小動物が回復し、


生態系が正常化する」と指摘する。


だが、


動物愛護管理法の規定は


人に危害を与える恐れがある“危険動物”を


野生に放つことを想定していない。


環境省は「そもそも住民の同意が得られるのか」


と市の構想に否定的だ。


と・・・ このような記事が出ていました。



つくずく、・・人間って愚かな生き物なのだと思います。


イノシシやシカによる農作物被害額が多すぎる。


田畑を電気柵で囲うなどの対策も効果は薄い。


猟友会の会員は高齢化が深刻・・・


そこで・・・イノシシやシカの天敵であるオオカミの出番となった。


この問題は今、日本中で起きている。


私たちの住む石川県でも同じ被害が新聞を賑わしている。


オオカミに助けてもらって事が終われば また、


オオカミを駆除するのか?


この世の 生き物の 「命」を 人間はどう思っているのか?


人間ってそんなに 偉い生き物 なのでしょうか?



エゾオオカミ物語・・・(講談社)

ほんの100年前は・・・

シカの数はオオカミによって淘汰されていた。

ある年の出来事・・・・駆除

数年後・・シカの数が増えだした・・・

森や畑がシカたちに食い荒らされ・・・
人間たちは、そのことにおこっておる。
こんどはエゾシカが悪者になっておるが、
 
 
そうしたのは、ほんとうは“だれ”なんじゃろう?
と 問いかけて終わります!!
 
 

 

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