上の写真は7月20日(土曜日)に
私たちと高木(男性)さんと交流会をした時の写真です。
会からは6名参加いたしました。
東京都新宿区保健所衛生課の担当者「高木優治」さんといいます。
私たちと高木さんとは以前からお付き合いがありまして、
今回、再びお目にかかれることとなりました。
新宿の方が金沢まで来てくださったのには訳がありまして、
前日の7月19日(金曜日)に石川県薬事衛生課の担当者が
「石川県主催」で金沢市内のホテルにて
『地域ねこ対策について』
と題して高木優治さんを講師に招き研修会を開きました。
これは前代未聞のことでして、
動物病院の先生も
「県がこのような研修会を開いたことは過去に一度も無く、
初めてのことだ」と言っていましたよ。
我が石川県も“猫の殺処分数”を
減らすように動きが出てきましたかね!?
対象者は「福井、石川、富山」の
各自治体の“動物愛護管理担当者”です。
高木さんのお話では、45名くらい来ていたそうです。
●なぜ飼い主のいない猫対策(地域ねこ)
をしなければならないのか。
●なぜ地域で取り組みをするのか。
●なぜ行政がかかわるのか。
●なぜ個人やボランティアだけではだめなのか。
新宿区は平成3年から取り組んでましたよ。
これら行政が関わった結果、平成22年度の
●東京都動物愛護相談センターでの猫の引き取り数は
成猫:12匹 仔猫:17匹。 引き取り数合計30匹。
「引き取り数」であり、「殺処分数」ではありませんよ!
上記22年度:58匹 23年度:53匹は成犬と子犬の数です。
上記平成22年度:29匹は12匹=成猫、17匹=仔猫です。
●金沢市は「殺処分数」が
成猫:38匹 仔猫:304匹。合計342匹。
●石川県は成猫:256匹 仔猫:779匹。合計1,035匹
石川県内の「殺処分数」は合計1,377匹です。
(平成22年度実績)
資料の中にはこんな例も添付されていました。
≪野良猫を増やさないための取り組みを進めています。
東一町会では、新宿区保健所と相談しながら、
野良猫を増やさない取り組みを進めています。
具体的には
①猫が増えないように去勢不妊手術を実施すること。
②えさを与えて清掃をすること(置きえさはしない)
③糞尿の片づけをすること(トイレの設置など)≫
を実施して、地域環境を良くし、
猫のよるトラブルをなくしていこうとするものです。
手術が進めば、捨て猫以外に増えることはありません。
(野良猫の寿命は4~5年)
町内の皆さんのご理解とご協力をお願いします。
お手伝いができる方は、
下記町会役員か新宿区保健所衛生課までお知らせください。
手術済みの猫は耳をV字カットしています。
更に「パンフレット」もしっかりしてますよ!
などなどしっかりと書かれております。
やっぱり進んでいる処は違いますね!!
上記資料は石川県の研修会に参加された自治体の
皆さんも貰ってます。私も頂きましたよ。
石川県内の各自治体関係者は
どこまで「理解」が出来て、
どこまでの「行動力」ができますか、
これからが楽しみですね!!
全てが実績として残っていきます。
どこから手をつけていけば良いのか、
どうすれば良いのか分かったはずですよね!
で・・なければ研修会の費用は私たちの税金ですものね。
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