2013年5月17日 19時27分
環境省は17日、全国の地方自治体が
飼い主らから引き取る犬猫の数を
盛り込んだ動物愛護管理基本指針の改正素案を
中央環境審議会の部会に示した。
安易な飼育放棄で殺処分される犬猫の数を減らすのが狙い。
素案はペットを終生飼育する責務を明記し、
不妊や去勢手術の推進など普及啓発を徹底するとしている。
環境省によると、
自治体が引き取った犬猫の数は1970年代には
120万匹を超えたが、年々減少傾向にある。
引き取り数のうち殺処分にされた割合は
11年度が79%で、04年度の94%から低下している。