毎日いろんな方々から、

いろんなご相談の電話を受けます。

猫を引き取ってほしい。仔猫が庭に迷い込んでいる。

野良猫が仔猫を産んだ。どうにかならないか?等など・・

今日は、

動物を『終生面倒を看るということは!?』

を考えてみませんか!



8月20日(火)にご相談のあった方のことです。

「兄が70代で亡くなり、猫だけが家います。」

「葬儀も終わり、自分は横浜へ帰らなければならない。」

「広い一軒家に猫だけがいるが、

近所の方から猫の臭いがする。と苦情をいわれる。

貰ってくれる方も無く、

里親探しはできないか?預かってもらえないか?」

「保健所には連れていきたくない」。。。



お話では、猫は13才すぎのメス。

飼い主さんとは60代で猫との生活を共にし

13年間、癒しを与えてきた猫に待っていたものは

飼い主さんとの突然の別れだったのです。

動物病院には一度も行ったこともなく

外にも出さず、室内飼いをしていた。だから当然、

「避妊手術」も「ワクチン」も受けたことが無い。

私たちの会では“アドバイス”はさせていただきますが

猫の「預かり、保護」はいたしておりません。

が、、、お話をしていて

何か引っかかるものがあり

金沢市内の〇〇獣医科病院をお知らせいたしました。



翌21日(水)夜にこの方から連絡があり、

先生は「とにかく一度、猫を連れてきてください。」

とのご指示に従い、同日猫を診察してもらうと

「実はとんでもないものが見つかりました。」

「大きな乳がんです。」

「余命もどれだけもつか分からない。

とにかく治療の為に猫を預かります。」とのこと。

手術はしないとのことです。



そして「不妊手術をしていない猫の場合、

乳がんになりやすい。」と聞いたそうです。

〇〇獣医科病院の近くには親戚の方がいるとのことで

先生は「一週間に一度は猫のお見舞いに来てください」と

先生に感謝です!!「有難うございます。」



私との話の中で分かったことは、

この猫さんは抱っこすると嫌がる。

身体に触れると噛みつく。

威嚇、怒りやすくなる。等などです。

乳がんの為、痛くて

身体に触れられることが嫌だったのでしょう。

飼い主さんに痛いことも話せず、

体長が悪いことも言えず・・・

日々、猫と関わりをもっている飼い主さんが

気づいてあげなければ

猫は我慢することしかいたしません。



せめて「避妊去勢手術」を受けていれば

発情期のストレスもなかったでしょうに・・・

いつもと何だか違うな・・・

と感じたら動物病院に行ってください。

そして、一人で猫の面倒を看ている方は

ご自分に万が一の場合は

どなたに猫の面倒を看てもらえるのか

話し合っていてあげてください。



また、隣、近所の方々とは日頃から仲良くしてください。

「遠くの親戚より、近くの他人」

と言われているではありませんか・・・



ここからの写真は、我が家の猫たちです。

①一番長老のサビ猫「みーこ」ちゃんです。18才。

昨年から足腰が弱り、トイレで

ウンチ、おしっこをしなくなりましたので、

トイレの周りにペットシーツを敷き詰めてあります。

「みーこ」はシーツの上ならちゃんと出来ます。賢いですよ!

②サビ猫の「マンジ」ちゃん。17才。性格は一番です。

猫たちからとても信頼されています。

③黒猫の唯一の男の子。「チッチ」くん。14才。

小心者で甘えん坊です。

④猫のトイレ横の手洗い場の水道水が大好きな

サビ猫の「光」ちゃん。11才。

「みーこ」と「マンジ」は年齢があまり変わりませんが

「みーこ」の方が年老いてみえます。目も白内障です。

寝る時も、こんな体制です。便が出にくくて、

毎日、私が便出しの介助をしています。

週に一度は動物病院にて、補液もしていただきます。

便も出て、お腹も一杯になり満腹の寝顔です。

我が家で一番若手のホープ・・「光」です。

四匹ともに、私と猫と老々介護をいたしております。

みんな仔猫の時は可愛かった。癒されました!

今では風格が出てきて、

私たち家族の相手より、寝ることが一番みたいです。

膝の上も取り合いになりますがね!







 

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