手前:サバ白の女の子。奥:サバ白の男の子。
写真を撮ろうとするだけで、
逃げ出してしまいます。
この子たちは、昨年の平成25年8月産まれの猫たちです。
人間を見ると逃げます。
何故でしょう?
この子たちは、石川県内のある地域で保護されました。
平成26年3月現在でまだ生後7ヶ月です。
母猫は毎年子猫を産んで育てていました。
猫が大っ嫌いな人間によって、
棒で追いまくられ、
叩かれ、
今年の冬は水をかけられ、
雪玉を投げつけられ、
餌も貰えず・・・そんな環境で育ちました。
この8月産まれの猫たちには、
8匹の兄弟、姉妹がいたそうです。
一匹目は交通事故死。
二匹目は逃げ場のない穴に逃げ込みましたが、
入り口を石でふさがれ、多分餓死だとか・・・
更に、三匹目は
首に紐を巻かれ、ぶら下げてあったそうです。
近所の人がその惨状を見て可哀そうに思い、
紐をほどき土に埋めたそうです。
このような行為は猫が嫌いでも、
動物虐待にあたり、立派な犯罪です。
『動物の愛護及び管理に関する法律』
第六章 罰則 第四十四条
愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、
二年以下の懲役又は二百万円以下の罰金に処する。
また、愛護動物を遺棄した者は、
百万円以下の罰金に処する。と法律に謳われています。
残った猫は5匹です。
平成26年2月24日、
●サバ白のオス捕獲。
●キジトラのメス捕獲。
2月27日●キジ白のメス捕獲。
2月28日●サバ白のメス捕獲。
3月 1日●サバ白のメス捕獲。
なんと、猫が嫌いな地域に「オスが1匹」「メスが4匹」
お腹を空かしているので早く捕獲できました。
●母猫は2月25日捕獲。既に妊娠してました。
お腹には大豆粒大の受精卵が10個ありました。
と動物病院さんから報告を受けました。
10匹も妊娠できるんですね!びっくりですよ!!
2月26日、●キジ白のオス捕獲。
多分このオス猫が父親でしょうか?
僅か、生後7ヶ月足らずで兄弟、姉妹の惨状を
目の当たりにし虐待を受けながら育った猫たち。
どうしてもこの猫たちには優しい家族のもとに
ご縁をいただき幸せになってほしいと心から願います。
3月10日で保護されてから2週間。
人間を見たら逃げます。
触ることもまだできません。
でも時間がたてば必ず人馴れしてくれます。
この子たちの状況にご理解いただき、長い目で
終生愛情をもって接してくださる方を希望いたします。
避妊・去勢手術終了。

写真はまだ2匹分だけですが、
里親募集ができるようになりましたらアップいたしますね!
どうか宜しくお願いいたします。
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