野犬の残酷な殺処分を停止=バングラデシュ首都

ダッカ19日AFP=時事】バングラデシュの首都ダッカの市当局はこのほど、狂犬病予防を目的とした野犬の殺処分の停止を命じた。

捕らえられた犬が残酷な殺され方をしているとの苦情が寄せられたためとしている。当局者が19日明らかにした。(写真はダッカ市内の野犬)

 市は1500万人近い市民を狂犬病から守るため、年間に最大2万匹の野犬を殺処分してきた。

しかし、「非人道的であり、効果もない」(市幹部)として今月1日から殺処分を停止した。
市幹部は「これまで数多くの犬が意味もなく、残酷な方法で殺されてきた。大人の犬は鉄棒で殴られて、子犬は壁にぶつけられて殺された。しかし狂犬病の発生状況はまったく改善しなかった」と話している。

 殺処分の停止は、小規模ながらも粘り強く主張してきた動物の権利擁護団体にとっての勝利だ。活動家らは野犬対策としては去勢や不妊化の方がよいとしている。

市幹部も、同国南部のリゾート地コックスバザールで野犬不妊化の取り組みが成功したことが後押しとなってダッカ市当局は殺処分停止を決めたと述べた。

 ダッカ市内には推計約15万匹の野犬がいるとされる。バングラデシュ国内では年間約2000人が狂犬病のために死亡している。 〔AFP=時事〕(2012/01/19-21:43)

   

 

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