1月に入り直ぐ「5匹の仔猫の里親さんを探してほしい」と電話を受けました。
例年は3月に入ってからボチボチと里親探しの依頼を受けますが、今年は早いですね。
聞きますと、奥様がロシアの方、ご主人が日本人でN市に住んでおられるとか。
お話では、「昨年(23年)10月13日に田んぼに固まって捨てられていた。」
「まだ、目も開いていなくて、ミルクやウンチ、オシッコのお世話をした。」
「多分10月7日に産まれたのかも。」
「5匹は大変だった。」
近所のお婆さんが、「猫は保健所へ持っていけばいい。」
「あの人は頭がおかしいんじゃないの。」と、日本人として恥ずかしかったですよ!
5匹の仔猫は怒られるときはロシア語で。
日本語とロシア語の両方が分かる仔猫たちです。
オスが4匹。メスが1匹。お名前もさすがにロシア人ですね!
「アンドレイ」
「アルチョン」
「ザハル」
「アンジェリカ」
「グレープ」の5匹です。
日本人の私にはどの仔が、どの仔か?分かりませんでしたよ!
1月13日にブログアップ。今までの経験から、女の子は早い!
やっぱり!「アンジェリカ」キジトラのメスが決まりました。
1月19日に加賀市までお届け。先住猫ちゃんのいる方です。
丁度、アメブロをされており、情報はブログで拝見できます。
http://ameblo.jp/oroshitonkatu1217/entry-11147890764.html
お名前はしっかりと和名で「小梅」ちゃんと決まりました。
1月21日は2匹のお届けです。
能美市=「ザハル」黒白君。白山市=「アルチョン」キジ白のソックス。
お名前は「ザハル」=裕くん」
「アルチョン=SORA・そら君」と決まりましたよ。
2月1日富山県砺波市にお届け。
キジトラのしっぽロングの「アンドレイ」君お名前は「風」ちゃんに。
そして、昨日(5日)に電話がかかりお見合い、
とても気に入られた「グレープ」君。
キジトラのしっぽ短い仔猫です。
家族も3世帯の大人数のほのぼのとしたご家族です。
お名前は何と名付けられるかな?楽しみです。
5匹とも、とても可愛くて綺麗な猫ちゃんたちでしたよ!
ロシヤ人の奥様いわく。
「早かった!」
「1匹づつ、貰われて行き、寂しい。」
「息子がまた、部屋でこっそり泣く。」
「お世話になりました。」
僅か、1ヶ月弱で皆、幸せなご家族の元に貰われ、こんな嬉しいことはありません!
野良猫たちにとっては、まだまだ厳しい日本の社会環境!
「猫は保健所へ。」
この様な社会の環境を変えなければなりません。
動愛法の(基本原則)2条
「動物が命あるものであること」
「人と動物との共生」が謳われています。
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